インタビュー タイの新潮流
WiSE編集部 RyDEEN Co., Ltd.
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2017.05.16

コンビニ行くならローソンを

SAHA LAWSON
マネージングダイレクター 田村 比鏡

《プロフィール》
たむら これあき

■1969年生まれ。大阪府出身。
1991年大学卒業。
(株)ダイエーコンビニエンスシステムズ入社(現株式会社ローソン)~現在に至る。
■愛読書:壬生義士伝、一刀斎夢録、天切り松、闇語り等(浅田次郎 作品中心)
■趣味:ゴルフ、バイクツーリング
■休日の過ごし方:もっぱらゴルフをして過ごしています。
■社用車:トヨタカムリ、日本における愛車はハーレーダビッドソン
ソフテイルデュース ストリートグライド

 


 

進出から4年ですね
1店舗目のオープンから4年が経過しました。現在は、約90店舗で今年中には100店舗を超えると思います。振り返れば、あっという間でした。出店前年の秋に、日本でタイ進出の準備チームに加わり、サハグループとの交渉に当たりました。同時に、毎月タイを訪れ、自分自身の目で市場調査をしましたが、今となっては、たくさんのことを見落としていたなぁと思います。

人事は青天の霹靂だったと……
そこまで大げさなものではないですが、海外志望でもなく、長年国内勤務でしたので、それなりに驚きはありました。また、弊社の海外展開もそれほど歴史があるわけではなく、中国の上海事業を除き、ローソンの海外事業は、2010年以降に活発化してきている状況ですから、現在は、積極的に海外展開を志向している真っ只中です。

当然、人材やノウハウも充足しているとは言えませんでした。英語もタイ語もできず、交渉中も契約書すらきちんと読めない中で、右往左往、四苦八苦しながらのスタートでした。

店舗運営はどうでしたか
日本での経験を生かす事をまず考えました。というより、私自身に、その経験しか頼れるものが無かったというのが正直な思いです。最も大きな日本との違いは、離職率の高さでした。コンビニエンスの業務は対ヒトですから、ある程度、自ら考え行動することが求められるのですが、教えても少しキツくなると辞めてしまうんです。常にヒトの問題を抱えながら、店舗数を増やすというのは現在でも課題です。

とはいえ、100店舗間近です
当初よりは、タイ市場を理解しつつあります。商品ラインナップや商品開発の面では180度、考え方が変わった点もあります。先行する競合も多く、同じクオリティを保ちながら、差別化を図るという両方を軸に戦略を練らなくてはなりません。

一見、コンビニエンスストアは世界共通のイメージを持たれるかと思いますが、意外と人種や文化の違いで得て非なる戦略が必要とされるんです。
ですから、タイも中国やその他の東南アジアとは異なる戦略で進めています。特にこの国は、食料自給率が100%以上ですから食費にかかるお金が安いんです。他の東南アジア諸国よりも所得水準は高いはずなのに、食費は低い。今でこそ、バンコク都内のコンビニには、お弁当やおにぎりといった商品が多く並んでいますが、数年前までは、数種類しか陳列されていませんでした。

その代わり、街中には多くの屋台が並んでいます。最近でこそ、(屋台への)規制が厳しくなってはいるものの手頃な価格帯の屋台を好む人は多いでしょう。屋台文化とコンビニは、当分の間は共存していくと思います。ビジネス戦略もそれを根底にしながら、市場動向、つまりは時代の流れを読んでいく必要があるでしょう。

出店攻勢をかけていますね
この業態では、500店舗を超えなくては勝負になりません。今年100店舗を達成した後は、スピードを緩めることなく、増やしていく必要があります。

やりがいは尽きないと
やりがいというより、むしろ「やらなければならない事」は尽きません。立ち上げからある程度の目安・目標は立てており、達成までは立ち止まっていられません。先ずは、「コンビニ行くならローソン」と選ばれたいですね。ローソンではQ(クオリティ=商品・品揃えなどあらゆる品質)S(サービス)C(クリーン=清潔さ)を、高いレベルで維持継続できるように鋭意努力中です。ぜひ、ローソンをご利用ください。

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