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WiSE編集部 RyDEEN Co., Ltd.
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2017.10.02

ラマ9世の火葬式日程発表

サナームルアンの建築現場。喪服の人々が連日列をなしている
サナームルアンの建築現場。喪服の人々が連日列をなしている

 

10月26日、ラマ9世の火葬式が行われる

 


9月26日、プラユット暫定首相はラマ9世の葬儀日程を右図のように発表した。昨年の10月13日から一年間とされていた公務員の服喪期間は、火葬式の翌日の27日までに延期される。翌28日には喪中を示す幕や看板も撤去され、喪が明ける。

今年2月から始まった火葬式用建物の建設は、シリントーン王女、政府、文化賞芸術局が指揮を執ってきた。建物のデザインは、タイの歴史を盛り込み「天国」をイメージし、今だかつてないものになるという。王宮前広場(サナームルアン)の半分強を使い、敷地面積3600㎡、高さ50mにも及ぶという。

火葬式当日に、国民がバンコク都内に集中するのを避けるため、全76県に一箇所ずつ別の火葬式用建物の建設が進んでいる。計画担当のアヌポン内務相によると、予定通り10月15日には完成する見込みという。人口の多いバンコク都内にも、4カ所に設置される予定だ。運輸省は運送会社各社に対し、「10月23日から29日の間は、可能な限りトラック運行を控えてほしい」と呼びかけている。

また宮内庁は、葬儀のボランティアスタッフを9月1日から一般公募。1日2500人の募集に対し、初日の朝8時には定員となり、25日時点で、応募者の数は約200万人にのぼったという。年齢制限を設けなかったため、子どもと共に訪れる家族連れも多く、早朝2時から並んだ77歳の高齢者がいたことも話題になった。国民が葬儀に参加できるよう、26日は公休日となる。本誌でも今後、前国王の偉大な足跡を紹介する。タイ全土に広がる哀しみの理由を、感じ取ることができるに違いない。

これを機に、消費者が嗜好品に別れを告げるか貫き通すかは不明だが、何よりもタイ経済が首尾よく回ることを期待したい。

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