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2017.10.27

洪水から学ぶモラルとは

一時騒然となったバンコク市内の様子
一時騒然となったバンコク市内の様子

 

雨季が終わるこの時期、毎年タイ全土に被害をもたらす洪水。
14日、国内ではさまざまなドラマが繰り広げられていた。

 

12日、フィリピン東海上沖で発生した台風「カヌン」の影響を受け、バンコクでは13日深夜から14日朝方にかけて、都内55箇所で道路冠水・建物浸水の被害が発生した。最も降雨量が多かったのはプラナコーン区の214.5mmで、1カ月間の平均降雨量とほぼ同量だったという。

タイ気象局が、約30年ぶりとなる記録的降雨量を発表した今回の台風。SNS上では、避難勧告の投稿が瞬く間にシェアされ一時騒然。さらにはチャオプラヤーダムの貯水量が限界を超えたため、放水量が激増。都内は水の都となる、といった内容の投稿もシェアされ、市民はパニック寸前だったが…。

水利局とタイ発電公社により、そのメッセージは2011年の洪水のもので、誤報だったということが判明。都内は深刻な洪水被害を免れたが、タイ災害防止軽減局によると、今回の台風の影響により計9県、住宅被害51,669棟、被害者140,579人中3人の死亡を確認したという。

また、今回の誤報と共にSNS上で注目を集めたのが、水が引いた後のゴミだらけの道路写真。モラルについての意見が飛び交う中、親切なタイ人がピックアップトラックで行き場のない人々を拾い、家まで届けてくれたという日本人からの心温まるエピソードもあった。

台風「カヌン」は洪水被害だけでなく、私たちが生きていく上で大事なものも残していったようだ。

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