トゥクトゥク美女が快挙!

「ミス・ユニバース」でタイ代表が27年ぶりにトップ10入り
それ以上に注目されたのは、彼女が身につけた衣装だった

 

昨年末12月21日、ラスベガスで「ミス・ユニバース2015」が開催された。世界中から美女が集まる中、タイからはアニポーン・チャレームブラナウォンさん(21)が参加し、タイ代表として27年ぶりにトップ10に残る快挙を果たした。また、趣向を凝らした衣装を競うコンテスト「ナショナル・コスチューム」では、タイが5年ぶり6回目の優勝。通算6度目の優勝は、世界最多だという。

タイが世界で活躍するという喜ばしいニュースだが、国内では「ナショナル・コスチューム」で着用した衣装が物議を醸した。

衣装は、文化省所属のデザイナー、ヒランキット氏(35)による「トゥクトゥクタイランド」なるもの。トゥクトゥクの前面を大胆にあしらった、いささか奇抜な衣装。これは昨年10月7日に開催されたデザインコンテストで応募総数356件の中からグランプリに輝いた作品だった。ヒランキット氏は「ポップアート・ファッションの手法を用いて、タイを広く伝えようと考えた」と話し、衣装を着たアニポーンさんは、「独創的な衣装。トゥクトゥクは誰もが知るタイのアイコンなので、このコスチュームでステージを歩けば、一目でタイ代表とわかってもらえる」と語った。

インターネットでは衣装に対するコメントが殺到。クリエイティビティを評価する声も一部にはあったが、「来年はトムヤムクンがモチーフか?」「ウケ狙いをしてるんだろ?」「どう見てもヘン。タイ代表としてふさわしくない」など、いわゆる炎上状態となってしまった。

日本人の目線で見れば、そこまで言うほど悪くないのでは? と思うが、これまでのタイ代表の衣装は、タイ産の布地を使った伝統的な衣装だったため、斬新すぎる見た目に反発する人がいたことは想像に難くない。日本でも、着物をアレンジした大胆でセクシーなコスチュームが物議を醸したことは記憶に新しい。

古来から伝わるものに変更を加えようとすると、各方面から反発が起きるのはどの国でも同じなのだろう。

 

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