【バンコクハイジーン】VOL.78 : マインドフルネス

常夏の国・タイ。バンコクは高温多湿であり、 いつ夏バテ状態にもなるとも限りません。 それに加え、慣れない海外生活や仕事のストレスなど、 体調管理がとても重要になります。 バンコクで体験できるちょっと変わった健康法(ハイジーン)。 あなたのカラダにもいい変化が現れるかもしれません。


これまで、バンコクならではの体に良い食品や運動習慣を紹介してきましたが、最終回となる今回は、メンタル面の健康維持についてお伝えしたいと思います。健康習慣の中で最も重要な要素は、メンタル管理だと考えています。なぜなら、メンタルが健全でないと食事や運動もおろそかなってしまうからです。特に、慣れない海外でストレスの多い生活を送る私たちには、メンタル管理を健康管理の一部として習慣づけることが、とても重要です。具体的には、「マインドフルネス」の実践をオススメします。一時期雑誌などでも注目が高まったため、ご存知の方も多いのではないでしょうか。マインドフルネスとは、瞑想の効果を医学的に研究する中で生まれた、宗教性を一切排除した瞑想法で、ストレス対策法として、欧米を中心に広がりました。私もこれまで、バンコクのお寺で開催される瞑想会に何度か参加したことがあります。結論としては、決まった時間と場所に出かけてたまに瞑想を行うよりも、短い時間でも日常的に行う方が、メンタル強化効果があると感じました。やり方はとてもカンタン。1.背筋を伸ばした姿勢を保つ(座る、立つ、横たわるなど、自分に合った姿勢でOK) 2.呼吸に伴う体の動きに意識を向ける。以上を、1日3分でいいので続けていると理解や判断などの認知機能が向上し、心に余裕が生まれ、生産的な行動ができるようになり、人間関係がスムーズになります。スティーブ・ジョブズも実践していたというマインドフルネス。あなたのバンコク生活をより有意義なものにするために、ぜひご活用ください。

※連載は今回をもって終了いたします。ご愛読ありがとうございました。
This is what you want, for live long

 

【Profile】

クリスチーネ剛田。世界各地を放浪の末、2009年からバンコクに居を構える。長年の長旅の疲れか、あるいは単なる老化なのか、不定愁訴が現れはじめたため、日々健康を求めてバンコクを徘徊する40代主婦

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