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EIKEI(THAILAND)CO.,LTD

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2015.04.17

東南アジアのハブとしてまずタイを考えたというCoreyLiu氏。レムチャバンにはなかった冷蔵倉庫をひっさげて、新規マーケット開拓を狙う。「誰もやっていなかったというのが強み。港にあるので利用価値も高い。ぜひとも使ってほしいですね」
東南アジアのハブとしてまずタイを考えたというCorey Liu氏。レムチャバンにはなかった冷蔵倉庫をひっさげて、新規マーケット開拓を狙う。「誰もやっていなかったというのが強み。港にあるので利用価値も高い。ぜひとも使ってほしいですね」

輸入品のコスト削減に最適
在庫を持たない効果的な形

電子材料、基板の販売などを手がける「EIKEI」(以下エイケイ)。台湾、中国、日本などアジアを中心に事業を拡大し、このたびタイでは新規ビジネスも開始。「迅速な対応ときめ細かなサービスを提供したい」と話すCoreyLiuマネージングダイレクターに、今後の展望を聞いた。

2008年にタイでの事業を開始したエイケイ。台湾に本社を構え、電子材料や基板の販売などでこれまで業績を伸ばしてきた。日系や韓国系大手電機メーカーといった世界的な企業とも取引があり、アジアマーケットで着実に成長を遂げている。
電話、デジカメ、エアコンなどといったありとあらゆる電子機器に組み込む基板の販売で収益の6〜7割を売り上げてきたが、ここタイでは新規事業にも着手。レムチャバン港(輸出加工区※別名EPZ地区)での冷蔵倉庫のレンタル事業を立ち上げた。
EPZ地区とは、輸入関税や法人税などの税制の優遇を行う区域のことを指す。この地区で商品をストックした場合、輸入した側の所有物にはならず税金や経費は免除。輸出業者の資産として扱われるため、輸入業者は余計なコストをかけずに、必要な分だけそのつど仕入れることが可能となる。東南アジアでは、雇用増大や技術導入、外貨獲得のため、EPZ地区を認め、物流業や製造業の成長を促している国も少なくない。
運搬に便利な港にあるため、いったん同社の倉庫で保管し、他国から入ってきた製品と合わせて再度他国に運ぶといったこともでき、コストも手間もかからない。台湾や中国、日本に支社を持つため、輸出業者が骨を折る他言語のコミュニケーションにも積極的に対応し、安心して運搬物を任せることができるのも強みの一つ。現在、倉庫事業は日系企業数社と取引を行っている。
また、同社が保有している倉庫は、レムチャバン港では唯一の冷蔵機能を有しているのも特徴。温度管理が必要な電子材料のニーズは高く、5度〜20度まで調節できる。まずは基板を形成する電子材料をメインに、今後は食品や化学製品、ゴルフボールのコア部分、タイヤの原材料などの幅広いマーケットも睨み、事業を展開していく。
基板事業をかためて、新規事業の拡大が目標。意志決定のスピードの早さと日本のホスピタリティを持ったサービスを組み合わせて、より高い顧客満足につなげていきたいですね」
サプライヤーが安定しており、ビジネスするうえリスクが少ないタイに進出する企業は世界的に増えており、需要が高まるのは必至。日本語、中国語、英語、タイ語の4ヵ国語に対応できる同社のきめ細かなサービスもますます必要とされるに違いない。

  • レムチャバン港では唯一、冷蔵機能を有する倉庫。EPZ地区という利点を生かし、企業をアシストしていく

COMPANY PROFILE

会社名 EIKEI(THAILAND)CO.,LTD
エイケイ・タイランド
ロゴ
代表者 Corey Liu Managing Director
事業内容 電子材料、基板の販売/倉庫レンタル事業
設立年 2008年
TEL 02-186-4929 担当 西田・池田(日本語)/Mr.Win(タイ語)
URL http://www.ei-kei.com/