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| Topic of THAILAND | タイの社会問題早わかりコラム |
| 第24回 | バンコクを走るBTSの素顔 |
バンコクの渋滞を解消する切り札として1999年12月に開業したBTS(スカイトレイン)。 バンコクの移動に欠かせない交通手段となっているBTSにまつわるお話をご紹介します。 |
| あまり知られていませんがBTSの正式名称は「プミポン国王陛下生誕72周年記念高架鉄道」。開業した1999年に国王が72歳になられたことから、このような名前がつけられたそうです。 今でこそBTSは、連日高い乗客率を誇り、通勤・帰宅ラッシュ時には日本の満員電車のような状態になっていますが、開業当初は乗客率が伸び悩んでいました。それまで自家用車やバスでの移動が一般的で、運賃が割高だったこともあり、なかなか市民に受け入れられなかったのです。しかし、徐々に浸透し、「BTSを利用することで渋滞に耐える必要がなくなった」という利用者の声が相次ぐようになりました。 そしてバンコク都は利用者の増加に合わせて延伸計画を発表。2009年5月にシーロム線の延伸区間が開業。2011年8月にはオンヌット駅からベーリング駅の区間が開業を予定しています。バンコク都の発表によると、こちらの区間は2012年1月まで運賃が無料になるそうです。このことは利用者にとっては喜ばしいことですが、ひとつ心配が…。現在スクンビット線の編成はわずか3両。同区間の5駅を一度にオープンさせ、さらに運賃を無料にしてしまったら利用者が急増し、電車の中やホームは人で溢れかえってしまうのではないでしょうか。 そんな不安がつのるなか、先日BTSの運営会社バンコク大量輸送システム社が8月の開業に合わせ35車両を追加で購入し、4両編成にすると発表。これでひとまずは安心です。 一方のシーロム線では昨年暮れごろから度々故障が発生し、利用者から不満の声があがっています。故障の原因は新たに購入した中国製車両がこれまで利用していたドイツ・シーメンス製の車両を妨害する電波を発していたことが原因だと言われています。その後、一旦は解消されたものの5月に入ってまた故障が多発。今回の原因はスクンビット線延伸区間のシステムチェックの影響だそうです。 不安要素はありますが、8月に開業するスクンビット線延伸区間は、なんとか問題なく運行してもらいたいところです。 そんなBTS はこれから2016年までの間に4路線が新設され、3区間の延伸が予定されています。さらに、ナナ駅とエカマイ駅などBTSの駅同士を結ぶスカイウォークプロジェクトも進行中。これらの計画がすべて予定通り実現されたら、数年後のバンコクは現在よりさらに快適で近代的な街になっているはずです。 |
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