MAZAK THAILAND

日タイを融合させた ハイブリッド方式で 挑んでいます
タイ現地法人代表 井戸 昌紀

《プロフィール》
いど まさのり

■1960年生まれ。岐阜県出身。1983年入社。国内外の営業拠点、本社管理部門及び製造部門を経験。執行役員。2016年3月タイ着任。現在に至る
■座右の銘:天祐神助
■愛読書:百田 尚樹
■趣味:将棋、テニス
■バンコクの行きつけの店:てっぺん(エカマイ)
■社用車:アコード ハイブリッド
■よく見るまたは、活用しているウェブサイト:Yahoo,Google
■休日の過ごし方:ゴルフ、最近筋トレ始めました

 


 

改めて事業領域を教えてください
早くから海外進出に力を注ぎ、現在は日本のみならず、アメリカ、イギリス、シンガポール、中国に生産拠点を持ち、世界80ヵ所のテクノロジーセンタを要にグローバル展開しています。タイ進出は、約30年前です。ご存知の通り、タイは自動車産業を中心に日系製造業の進出により、一大産業集積地となりました。弊社グループ内での位置付けも、最終重要拠点とされています。
マシニングセンタ、CNC旋盤、マルチタスキングマシン(複合加工機)、工作機械及びレーザー加工機、それらに付随するプログラミングソフトウエアなどの販売、据付、アフターサービス、パーツ提供をさせていただいています。アフターサービス面では約20人のエンジニアを揃えることで、ユーザー(お客様)の“もしも”に万全を期す体制を構築。バンコク都内には、テクノロジーセンターを設置し、常時7台前後の最新機械を展示することで、実加工を体感してもらうとともに、即納への対応もできます。最近では、各種セミナーを開き、技術力向上や人材育成を図り、さらには、ツール、CAD CAM、周辺装置メーカーとのタイアップによる情報発信基地としての役割も担っています。東部チョンブリー県にシラチャ支店を設け、さらなるきめ細かなアフターサービス体制を目指しています。

ASEAN経済共同体が発足しました
注目は陸ASEANと呼ばれる、タイを中心とするミャンマー、カンボジア、ラオス、ベトナムといった後進加盟国でしょう。労働コストが高騰し、少子高齢化が進むタイから、隣国への分業体制を検討する企業も増えます。
一方、タイでも付加価値の高い製造・製品へと移り変わることによる、高度なスキルを持つエンジニア不足が懸念されています。工作機械で言えば、変種変量生産にもフレキシブルに対応できる設備投資が必要となるでしょう。

業界が変わりつつあるということですね
仰るとおりです。今後、工作機械に求められるのは、省人化、無人化、システム化。IoT(モノのインターネット)、インダストリー4・0といったモノづくり現場の産業革命への対応です。
そこで、MAZAKでは「Done In One」を掲げ、1回のチャッキングで全工程の加工が終了できる思想の啓蒙活動を推めています。オペレーターを削減し、工程が1チャッキングになることで、中間プロセスの段取り調整時間「0」を実現。それに伴う精度向上、トータルアイドル時間の削減などのメリットが得られるはずです。

オピニオンリーダーである御社の使命ですね
弊社のフラッグシップマシンであるマルチタスキングマシン(複合加工機)は、まさに体現した製品でしょう。1台で全工程の集約加工が可能で、新たな加工ワークの立ち上げの際の少量生産から、量産加工、その後のアフターマーケット用(減生産) も視野に入れたマシンです。パーツの生産が終了した後は、即座に他のライン組み換えも容易です。1981年に発表した、世界初の対話式プログラミングのCNC装置「MAZATROL」の第7世代となる同CNC「Smooth」は11月23日から開催されるASEAN最大の工作機械展示会「METALEX」で体感してください。

海外歴が長いと聞きました
学生時代から、MAZAKの技術力と経営方針に惚れ、一本釣りだったんです。海外赴任は、ブラジル(サンパウロ)、シンガポールに次いで3ヵ国目です。実は、アジア担当をしていた際の2002年に、タイ市場のマーケティングを開始し、03年のタイ現地法人設立を担当したこともあり、今回の着任は自然と縁を感じずにはいられませんでした。

異国でのマネジメントは、いかがでしょう
国が違えば、文化・風習などまったく異なります。日系企業流を押し付けるのではなく、良い面を生かしながら、タイの文化に根付いた運営=ハイブリッド方式で挑んでいます。グローバル企業(海外依存8割以上)らしく、7月からは英語の苦手なスタッフ向けに語学教室を開いています。

タイはいかがですか
ゴルフは避けられませんが、カラダを動かすことが好きなので、テニスや筋トレに励んでいます。カラダは丈夫な方で、風邪の類で病気になったことはないですね。親に頂戴した丈夫なカラダを維持しています。


 

編集後記
工作機械メーカーの御三家「MAZAK」。1981年には、世界初の対話式プログラミングCNC装置「MAZATROL」を送り出し、第7世代となる同CNC「Smooth」は、製造現場にイノベーションをもたらした。井戸氏に、オピニオンリーダーであり続ける秘訣を聞くと「Something Newのない開発者はいませんから」との返答。同社では、今ある製品の改良程度では許されないという。立ち上げ担当から十数年を経てのトップ登板の力投に期待大。(北)

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