正当防衛?

 

ナイフ持つ窃盗男を素手で圧倒。
死亡させてしまった場合は被害者か、それとも加害者か?

 

11月30日、ノンタブリー県に住む大学院生のソンウット(23)氏は、自宅で見知らぬ男が寝ているのを発見。驚いた同氏は父親に電話するも、その声に気づいた男が目を覚まし、持っていたナイフで同氏に襲いかかってきたという。そして、両者もみ合いの末、同氏が男を圧倒。そのまま男の死亡が確認されたという。この事件を受け、同氏の行為が「正当防衛に当たるのか」と、インターネット上で大きな議論を呼んでいる。

警察によると、死亡した男は同氏が平日留守にしていることを知り、勝手に家に寝泊まりしていたことが判明しており、現金、家電などはすでに持ち去っていたという。この日も同氏が戻らないと見込んでベッドで就寝していたところを発見され、事件が起きた。「相手はナイフを持っていたが、僕は素手で戦った。無我夢中で抵抗したが、死んでしまうとは思わなかった。申し訳ない」と同氏は謝罪。もみ合いの様子は、電話口で一部始終を聞いていた父親の証言でも確認されている。ネットでは「自分の身を守っただけで謝罪する必要はない」と同氏を擁護する声が多数を占めているが、一部には「防犯カメラの映像がなければ立証するのは難しい」といった意見もある。有名弁護士のロンナロン氏は「相手は窃盗の前科があり、窃盗目的で押し入ったことは明白。何より、ナイフを持つ相手と素手で戦っており、殺人罪に問われることはないだろう」と、正当防衛の適応を予測。果たして判決はどうなるのか。タイ全土の注目が集まる。

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