権力者の揉み消しNO!

権力者による揉み消しが露呈
これまで、親の権力で法的処置されたことは一度もなかった

 

2月25日深夜、西部ペッブリー県チャアム郡内で、ポンドさん(24歳男性)が地元の若者18人によって殺害された。捜査の結果、主犯格の容疑者を含めた三角関係が原因と判明。犯人の一人、デシャートン容疑者は、ドライバーで、ポンドさんの体や頭をめった刺しにしていたこともわかった。
デシャートーン容疑者は以前彼女と別れ、ヨリを戻したが、彼女がポンドさんの友人であったエークさんと付き合っていた事実を知ることに。逆上した同容疑者がエークさんの住居へ向かうも、エークさんは不在。偶然居合わせた、クラスメイトであるポンドさんを誤って殺害したという。
男女のもつれ、逆恨み、誤殺により、罪のない若い命が奪われてしまったが、世間の注目を浴びているのは、それだけではない。
今回の事件、捜査段階から警察側の不可解な行動が目立っていた。当日、監視カメラに映っていた容疑者らが乗っていた車は未押収、警察は手袋をはめずにポンドさんの頭に刺さったドライバーを取り出し、付着した容疑者の指紋も取らずに処理するなど、お粗末な証拠保全。
これらの事実が明るみになり、インターネットで拡散。すると、事件を起こした犯人たちの親がペッブリー県内の政治家、高位の軍人、高等警察ら重鎮であることが判明。中でも、ドライバーを使ってポンドさんを殺害したデシャートーン容疑者は、東北部警察署・副署長の息子であった。ポンドさんの友人は、「容疑者らは、数えきれないほど何回も事件を起こしてきた。だが、親の権力で、法的措置されたことは一度もない」と明かす。また、亡くなったポンドさんの母親は、「容疑者らが出頭したが、未成年は釈放。釈放された容疑者が息子の事件の証人を脅かさないよう、警察や軍人に証人の保護をしてほしい」とコメントをした。
国家警察のチャックティップ警察庁長官は、「容疑者の親らに介入はさせない。しかし、このような権力犯罪は後を絶たないだろう」と語る一方、シーワラー副長官は、「(容疑者の親が関わる)高等警察が信頼できなければ、国家警察にすべて要求するように」と全面的にバックアップする姿勢をみせている。

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