IKO THOMPSON ASIA CO., LTD.

IKOトムソンアジア

ニードルベアリング・直動案内機器・メカトロ製品等の販売

“人材力”の強化でつながる高品質
顧客のニーズにも短納期で応える

 

北米、欧州、中国等、グローバルに事業展開する日本トムソン。日本初のニードルベアリング、リニアウェイ(直動案内機器)、メカトロ製品などを製造・販売する同社が、タイに進出したのは2014年4月。元々、03年から駐在員事務所を設けていたが、ASEAN、インドへの拡販を狙い、現地法人を設立した。
多彩な製品群やサービスの中で、現在最も注力しているのが以下の3製品。潤滑油によって途切れをなくす同社独自の技術“Cルーブ”を搭載した「Cルーブリニアウェイ」では、世界初の潤滑部品を内蔵。これにより、距離にして2万キロと長期にわたる“メンテナンスフリー”を実現させた。同製品ではレールとユニットを別々で注文でき、即納にも対応。他社製と寸法互換があるため、置き換えも可能だ。多関節ロボットなどに利用される「クロスローラベアリング」は、交互にローラを配置することで高剛性、省スペース化に成功。そして、最小1.4mmの極小サイズからCルーブを内蔵したものまで揃う「カムフォロア」は、その種類では世界トップクラスだ。11月23日から行われるMETALEXでも、この3製品が展示される。
ベトナム工場が本格生産を始めたことで、これら製品のコスト低減、短納期化を実現。その力となっているのが、現地スタッフだ。日本で3年間の研修を受け、“ジャパンクオリティ”の技術習得はもちろん、語学等スキルに応じた恩賞制度など、人を育てるためのバックアップも惜しまない同社。片山隆マネージングダイレクターは、「日系企業とはいえ、外国の地で働いている私たちにとって、現地スタッフのサポートなしで成長はありえません」と語る。精度の高い製品力、そして人材力を誇る同社に、死角は見当たらない。

 

  • ①②③「カムフォロア」「Cルーブリニアウェイ」「クロスローラベアリング」。Cルーブリニアウェイは、2〜5日という短期間での納入を実現し、高い評価を得ている。また、レールは希望の長さに切断可能。必要な個数のブロックを組み合わせるカスタムメイドのサービスも行っている
  • ④ベトナム工場が本格生産を開始したことで、コスト削減・短納期化を実現。「弊社製品は精度の高さが自慢です」(片山MD)

 

  TEL: 02-637-5115 / 092-284-3612(若林)
  3rd Fl., Zuellig House, 1-7 Silom Rd., Silom, Bangrak, Bangkok 10500
  E-mail: ita@ikonet.co.jp
※この情報は2016年10月現在の取材を元にしています

 

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