ストレスと凝り

菅谷 卓広▶世界最先端の電気治療を筆頭に、整体や鍼、カイロプラクティックを融合した複合治療を行う「ペイン アウェイ クリニック」院長。身体のエキスパートとして、タイで12年の実績を誇る。

小田桐 早織▶日本式の整体やスパメニューで評判のマッサージ店「ベアハグ」を率いる、整体師兼スポーツトレーナー。小学生の娘を持つシングルマザーとして、仕事と子育てに奮闘中。


今回のテーマは、多くの現代人が抱える「ストレス」と、凝りや痛みといった身体症状の関係について。目には見えないストレスが私たちの身体にどのように作用して、不快な症状の原因となるのか。菅谷院長と、マッサージ店「ベアハグ」の小田桐代表による対談で、“心身相関”のメカニズムに迫ります。

▶「ストレスの影響」と聞くと、うつ病や不眠症といった「心の病」を思い浮かべる人がほとんどだと思います。でもストレスは、肩凝りや腰痛といった「身体の痛み」にも大きく関与しています。当店でマッサージを受けられる方の中にも、原因不明の不快な症状でお悩みの方 がいますが、“ストレスのせいじゃないかな”と思うことがよくあります。

▶そうですね。ストレスは内側の病気ばかりでなく、筋肉にも影響を及ぼします。痛みの度合いや頻度は人それぞれですが、一般的には首や肩、腰といった部位に症状が出やすいようです。人間の背中には、脳と身体の働きを調整する自律神経が通っています。自律神経には、①活動時に優位になる「交感神経」 ②睡眠時やリラックスしている時に活発になる「副交感神経」があり、この2つのバランスがとても重要なんです。でもストレスを感じると、交感神経だけが働きすぎてしまいます。

▶ストレスが多い方に触れると、首や肩がガチガチに凝っていたり、鉄板のように背中が硬くて指圧の指が入らないので、すぐにわかります。ストレス性の凝りはとても頑固なので、一度のマッサージで完全にリセットするのは難しいんですよ。

▶まずは痛みのメカニズムをご説明しましょう。長時間の仕事などで精神的な緊張状態が続くと、交感神経が優位になりがちに。そうすると血管が収縮し、全身に温かい血液が行き届かなくなって、筋肉の“冷え”が起こります。また血流が滞っているため、血液中の老廃物や疲労物質を上手く排出することができず、凝りや痛みを招いてしまうのです。

ーストレスからくる不快な症状を予防するには?

▶まずは「ストレスを減らしてください!」と言いたいところですが、そんなのムリですよね(笑)。ストレスを上手く発散しつつ、自分が一番リラックスできる環境を整えることが第一歩だと思います。ストレス緩和にはマッサージも有効です。自律神経が通る「頭仙系」を温めながらゆっくりと刺激すると、副交感神経が優位になり、身も心も軽くなります。血流が改善され、自己治癒力も高まりますよ。

▶確かにマッサージをしてもらうと、気持ちよすぎてそのまま眠ってしまうことがありますね(笑)。当院では整体治療の他、筋肉の深部組織に直接アプローチする超音波治療やハイボルテージといった理学療法機器を併用しています。硬くなった筋肉をほぐし、柔軟性も維持できるのでお試しを。


整体治療やマッサージは「休息の神経」とも呼ばれる副交感神経を刺激し、ストレス解消にも効果的


Website:https://www.painawayclinic.com/

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