タイでは“ポケモンNO”

世界中で流行している「ポケモンGO」がタイでもリリース
各地で事故が相次ぎ、使用を禁止する施設も出始めた

 

6日、スマートフォン(スマホ)向けゲーム「ポケモンGO」がタイでもリリースされ、バンコクでは街のあちこちでスマホの画面を見ながら歩き回る人々を見かけるようになった。プレイヤーの“ながらスマホ”による事故や、歴史遺産・史跡、宗教施設でのモラルに欠ける行為などが各地で発生し、社会問題化してきた。
ポケモンGOは、米ベンチャー企業のナイアンティック・ラボ(Niantic Labs)社が現実世界を拡張して表現するAR技術を用いて開発。虚構と現実を融合させた、これまでにない形のゲームを提案し、7月6日、アメリカ、オーストラリア、ニュージーランドで配信されるや瞬く間に40億米ドル(約4000億円)以上の記録的な売上を達成、その後、世界中で爆発的ヒットとなった。
ところが、熱狂的な人気の陰では、さまざまな問題も起こっている。タイでも案の定、ポケモンGOをしながら自動車やバイクを運転する人が相次いで目撃され、接触や衝突事故が各地で発生。北部チェンマイでは女子高生がバイクを運転しながらゲームに興じて自損事故を起こし、けがを負った。また、東北部ローイエット県では少年が運河沿いを歩きながらポケモンGOに熱中、水路に転落しそうになったことに驚いてスマホが手から滑り落ち、捕獲したポケモンごとスマホを水没させてしまったという事例もある。
自業自得といえる前述の事故のほか、モラルに欠けるプレイヤーらの態度に、宗教施設などは厳格な態度を示している。バンコク近郊スパンブリー県にあるテーンプライ寺院では、僧侶らが怒りを募らせて「タンブン(徳を積む)しに来る人々が境内でゲームに夢中になっている」といい、“ポケモンNO”と書いた高さ6m、長さ12mの看板を立てて境内での使用禁止を促した。
これらを受けて、タイ国家放送通信委員会は、配信元のナイアンティック・ラボ社に対し、海や川沿い、鉄道沿いなどの危険な場所、宗教施設、病院、学校、政府施設、私有地などからポケモンを排除するよう要請した。
タイでポケモンGOが禁止にならないためにも、プレイヤーは時間や場所をしっかりとわきまえ、モラルを守って利用する責任がある。

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