【タイ進出動向】NTTコミュニケーションズ、MVNOサービスを開始 他

経済成長を続けるタイで、躍動する日系企業の“いま”をトピックで紹介

タイ全域でMVNOサービスを開始 固定と移動体をワンストップで提供
NTTコミュニケーションズ

NTTコムのネットワーク構成イメージ(同社資料から)

NTTコムのネットワーク構成イメージ(同社資料から)

 

NTTコミュニケーションズは、タイの現地法人NTT Communications (Thailand) Co., Ltd.(NTTコム・タイ)を通じて、既存の無線通信会社から回線を借り受けてサービスを提供する仮想移動体通信事業者(MVNO)のライセンスをタイ政府当局から取得、営業を開始したことを明らかにした。同社はすでに日系などの企業向けに専用の固定通信回線を提供しており、今後はワンストップで、固定データ通信からモバイルデータ通信、データセンター、クラウドまで幅広いICTサービスを提供していくことにしている。

「外出先などでも社内データに安全にアクセスしたい」といった市場のニーズに対応した。これまで同社の固定通信サービスを利用していた顧客企業は、モバイル端末からアクセスする場合はタイのモバイル事業者と個別に契約し、セキュリティの面からもリスクを負わなくてはならなかった。今後はNTTコム・タイが提供する一体化した閉域網内でのデータのやり取りとなるため、高セキュリティで安定した通信が実現できる。

モバイルネットワークサービスの提供と合わせて、通信端末のリモート管理サービスも提供する。これにより、万一、外出先で端末が紛失したり盗難被害にあった場合でも、リモート管理により端末の遠隔ロックや機器内のダウンロードデータを削除することが可能になるといい、情報の漏洩防止にも役立つ。タイでは2013年に3G回線サービスの本格運用が始まり、提供エリアは国土のほぼ全域にまで広がっている。またLTE周波数の入札も早期に予定されており、今後はモバイル端末による高速データ通信の需要がさらに高まるものと予想されている。同社では今後、固定回線のバックアップサービスなども提供していく方針だ。

 


 

4/27 タイTPAと業務提携
東京都立産業技術研究センター

地方独立行政法人東京都立産業技術研究センター(片岡正俊理事長)は27日、泰日経済技術振興協会(TPA)と、両国の中小企業支援のための業務提携契約を締結するとともに、バンコク支所を開設したと発表した。タイに進出している日系中小企業とタイ国内にある中小企業の技術支援に関する交流を促進するほか、セミナー等の開催にも協力する。


 

4/28 タイ最大手TV通販企業と提携
トライステージ

テレビ通販等の事業支援を手掛けるトライステージ(東京都)は28日までに、タイ通販業界最大手のTV Direct Public Company Limited(TVD)と通販支援のための業務提携契約を締結、タイ市場での業務を開始した。通信販売を通じ、日本企業とタイ企業の相互進出などを支援していく。


 

4/25 銀座発!欧風カレー、海外初店舗
カレーの王様

東京都内で7店舗を展開する欧風カレー専門店「カレーの王様」が24日、海外初店舗をチュラロンコーン大学に隣接する商業施設「アイム・パーク」にグランドオープンした。
同日行われたオープニングイベントには、タイの若手人気歌手ゲーン・ソムさんが登場。ヒット曲を熱唱し、詰めかけた多くのファンを喜ばせた。
「カレーの王様」は、「夕食のごちそうカレー」をコンセプトに、1973年に銀座で創業。当初は、スパイスメーカーのアンテナショップとして誕生した。2012年にメーカーから独立。日本全国の都市への展開を開始し、同時に海外出店プロジェクトをスタートさせていた。
海外1号店となった同店舗では、日本のメニューに加えて、限定カレーも用意。日本人スタッフが常駐し、日本と同様の味を提供していく。

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