【BUSINESS TOPICS in Thailand】CLOSE UP▶東京急行電鉄

経済成長を続けるタイで、躍動する日系企業の“いま”をトピックで紹介。

サンシリと合弁会社設立
エカマイにコンドミニアム

東急グループは8日、タイの不動産開発大手サンシリと合弁会社を設立し、同国で分譲住宅事業を展開すると発表。新会社「シリTKワンカンパニー」は、初案件としてコンドミニアム「taka HAUS(タカ ハウス)」をエカマイに建設する。敷地面積5316㎡、地上8階建て、269戸での中層コンドミニアム。2017年末着工、19年入居開始を予定。9月3日に東京丸の内にて、販売・投資セミナーを開催。販売価格などの詳細は同日公表するという。合弁会社は、資本金1,000万バーツで、サンシリ70%、東急電鉄29%、サハ東急1%で出資。 同日、開かれた記者発表には、サンシリのCOOで新会社社長に就任するウタイ氏と、東京急行電鉄の星野俊幸取締役専務兼国際事業部長が出席。ウタイ氏は「サンシリの顧客で日本人は1桁台だが、今後も日本人向け案件を増やし2桁台を目指す」とし、星野専務は「東急の“美しい時代へ”というスローガンとサンシリの企業理念には共通点が多く、価値観が近い者同士だ」と合弁に至る経緯を話した。東急は、すでにサハ・グループとの合弁会社「サハ東急コーポレーション」により、チョンブリー県シラチャに日本人駐在員向け賃貸住宅を開発・運営している。

記者会見に挑む両社の代表(左からウタイCOO、星野専務)

記者会見に挑む両社の代表(左からウタイCOO、星野専務)

 

外観イメージ

外観イメージ

 


 

8/1 持分株式を引き上げ、79.49%に
SBIホールディングス

SBIホールディングス(東京都)は1日、タイのインターネット専業証券会社、SBIタイオンライン証券の持分株式20%を合弁相手のフィナンシア・サイラス・セキュリティーズから取得し、出資比率を79.49%に引き上げると発表した。同社は、タイ初のインターネット専業証券として株式取引やデリバティブ取引等の証券サービスを、インターネットを通じて在タイ邦人を含む現地の投資家に提供している。

 


 

8/7 18年9月稼働、発泡ポリオレフィン新工場
カネカ

カネカは7日、タイ東部ラヨーン県のヘマラート・イースタン・シーボード工業団地に自動車の軽量化に貢献する素材「ビーズ法発泡ポリオレフィン」の新工場を建設すると発表した。年産3000トンで、2018年9月稼働予定。また、新設備稼動に先がけ、今年10月にマーケティング拠点としてKANEKA(THAILAND)バンコクオフィスを開設する。

 


 

8/7 アジア工業団地に新倉庫
名港海運

名港海運は7日、バンコク郊外のアジア工業団地に自社倉庫を建設し、8月下旬から稼働させると発表した。同社現地法人メイコーアジアは2014年の設立以来、レムチャバン港近郊でのフリーゾーン倉庫を賃借し国際物流センター業務を行ってきた。スワンナプーム空港近郊にあるアジア工業団地内に自社倉庫が新たに稼動することで、保管・取扱能力を拡大させる。新倉庫は、敷地面積3万9475㎡、倉庫面積9300㎡。

 

 

この記事をSNSでシェア!

一番上へ戻る