【BUSINESS TOPICS in Thailand】CLOSE UP▶TOTO

経済成長を続けるタイで、躍動する日系企業の“いま”をトピックで紹介。

サラブリー県に第2工場建設19年4月稼動、投資額93億円

TOTOは4月28日、タイで衛生陶器を製造・販売するTOTO(タイランド)の敷地内(中部サラブリー県)に、新たに衛生陶器生産工場(TOTOタイランド第2工場(仮称))を建設すると発表した。新工場は衛生陶器の量産工場と位置付け、腰掛大便器・洗面器を中心とした生産を予定。2017年5月に着工し、19年4月からの本格稼動を目指す。投資額は93億円。
これまでの地産地消の生産体制に加え、アジア・オセアニア地域を世界の供給基地として生産体制を充実させる。建設にあたっては14年に策定した「TOTOグローバル環境ビジョン」に基づき、エネルギー効率の高い最新のトンネル窯の導入や、再生水利用による工場排水ゼロを目指した取り組み等、TOTOグループの最新の技術とノウハウを結集し、環境に優しいグリーンファクトリーの実現を目指す。
TOTOによると、現在タイでは高付加価値の提案を軸とする販売網を構築し、著名物件の採用活動を強化。17年3月にはバンコク市内に専門家向けショールーム「TOTOテクニカルセンターバンコク」を開設し、東南アジア地域の高級物件を手がけるデベロッパーや設計事務所など建築専門家に向けた提案を行っているという。新たな工場建設により世界の供給基地としての機能を果たし、タイ国内での安定した供給体制を構築するとともに、高級ブランドのイメージ浸透を図る。

 

新工場イメージ

新工場イメージ

 


 

4/28 EEC対応に新組織を発足
バンコク日本人商工会議所

バンコク日本人商工会議所(JCC)は4月28日、2017年度の定時総会を開催。会頭に丸紅泰国の酒井宗二社長を選任し、承認した。任期は1年。酒井会頭は「東部経済回廊(EEC)構想に対応した新たな組織を立ち上げる」と明かした。

 


 

4/26 タイ最大の自動車輸出メーカーに
三菱自動車

三菱自動車は4月26日、2016年度(16年4月~17年3月)のタイからの自動車輸出台数が30万9916台となり、初のタイ最大の自動車輸出メーカーとなったと発表した。主力のレムチャバン工場は、同社グローバル生産体制の中枢を担い、生産台数の80%以上が輸出向けで、ここから世界120カ国以上へ輸出されているという。

 


 

5/3 赤十字社に献血車寄贈金贈呈
タイ国日本人会

タイ国日本人会は3日、タイ赤十字社に800万バーツを贈呈。寄贈式が行われた。寄付金は献血車購入費に充てられ、今年12月より稼働する予定。タイでは日本人を含む外国人も献血可能。対象年齢は17〜70歳で、半年以内に大きな手術をしていない等の条件がある。

 

この記事をSNSでシェア!

一番上へ戻る