日本人ファイナンシャルプランナー(FP)が多数在籍。 帰国後も安心サポートの「Insurance 110」(インシュランス・ワンテン)に多く寄せられている疑問や、皆さんが知りたいであろう情報を載せていきますので、是非ご覧ください。

【第6回】攻めと守りのバランス

FP近藤さん

こんにちは。前回は日本のNISAとiDeCoのお話しをしました。

今回は海外だからこそできる運用について海外保険のお話をします。

ここで質問、Aさんは何か保険は入っていますか?

Aさん

子供が産まれたタイミングで日本のプランナーに相談して加入しました。毎月にすると5万円くらい払っています。あとは駐在なので会社で海外旅行傷害保険に加入していますね。入りすぎですかね?

FP近藤さん

5万円が高いか安いかは内容によります。金額からすると掛け捨てと貯蓄をミックスしたようなプランではないかなと思いますが、内容は把握されていますか?

Aさん

実はよく理解できていないところもあります。子供の学資保険の相談をした時に見直したのですが、あれもこれも必要ってことで心配になり、言われるがままに…でも当時は納得して加入したんですよ。

FP近藤さん

実はそういう方多いんですよね。保険のことは日本語で聞いても難しいことが多いです。もちろんお子様がいらっしゃる家庭などは大黒柱が亡くなった場合には大きな保障が必要になります。

Aさん

はい、試算してもらった時は今、死んだら1億円くらい必要って言われました。本当なんですかね?

FP近藤さん

駐在で来るような方なら十分考えられる数字ですね。

1億円をAさんの年収で割ってみてください。何年になりますか?

Aさん

あ! そういうことですね。

子供が独り立ちするまでは足りないですね。

FP近藤さん

もちろん一人分の生活費はなくなりますし、日本には遺族年金という立派な公的制度がありますので、全額を準備しないといけないわけではないです。不足分を民間の保険で補うので十分です。

いくら必要かは年収や家族構成で全く異なりますので、詳細は相談していただければと思います。

Aさん

ところでこの話と資産運用がどう関係してくるんですか?

FP近藤さん

資産運用はトータルで考える必要があります。何事もなく老後を迎えられればいいのですが、人生どこで何が起こるかわかりません。せっかく将来に向けて資産運用していても、不測の事態で減らしてしまうこともあります。スポーツでも同じですが攻めと守りのバランスを整えるのが大切ですね。

Aさん

確かに攻めてばかりいても、

守りができないと負けることもありますもんね。

FP近藤さん

次回は実際に弊社で保険の見直しをした事例をお届けしたいと思います。海外と日本のいいとこ取りをすることで勝てる資産運用が可能になります。


■趣味■
ソフトボール・魚釣り

■得意分野■
海外駐在員の個人資産運用 法人を活用した経営者の退職金運用プラン 海外を活用した富裕層向け相続対策

■経歴■
日本の大手企業で5年間海外駐在を経験した後、自身でも興味のあった海外での資産運用という部分を極めてみたくなり転職。2014年より香港で「海外に住む日本人だからこそできる」資産運用を伝えている。

この記事をSNSでシェア!

一番上へ戻る