タイの暑気払い料理 「カオチェー」って?

ソンクランの時期に暑気払いとして食べられる「カオチェー」は、硬めに炊いたご飯のぬめりを取り、ジャスミンなどの花で香り付けした冷水にご飯を浸したタイの伝統料理。諸説ありますが、19世紀のラーマ5世の時代、暑さで食欲不振におちいった国王のため、喉を通るようにと考案されたのがはじまりだとか。その後庶民へと広まっていったといわれています。カオチェー自体に味は付いていないので、濃い味付けのおかずと一緒に食べるのが定番です。

カオチェーの正しい食べ方

カオチェーは①おかず、②ご飯、③水(ジャスミン水)の順番で食べるのが基本。
ご飯の水が濁ってしまわないように、おかずはご飯の中に入れないようにして食べるのがポイントです。カオチェーと一緒に食べるおかずは、カピボール(エビのペーストボール)、赤玉ねぎの詰め物、ピーマンの詰め物、ししとうの肉詰めの卵などがあります。

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