タイ上場企業の今がわかる!タイ王国業界マップ【FILE 07-2 サービスセクター:ヘルスケア分野】

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タイ証券取引所に上場している7番目のセクターはサービス分野である。2015年度末時点でサービスの分野は6つに分かれていて商業・小売21社、医療16社、メディア29社、専門サービス3社、旅行12社、輸送19社の合計100社が上場している。今回はヘルスケア関連事業で上場している企業の解説を行う。タイのヘルスケア分野企業では、病院事業系が並ぶ。タイ証券取引所(SET)では病院事業が上場することができる。大手病院グループのバンコク・ドゥシット・メディカルサービスは航空会社のバンコクエアウェイズと同資本の財閥が運営している。タイ最大の医療サービスのネットワークを展開し、サミティヴェート病院、BNH病院、パヤタイ病院なども同グループ傘下の病院であり、タイで人気のリゾート地やカンボジアにも展開している。

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タイでは医療目的で訪れる観光客数も年々増加傾向にある。中長期的にはASEAN域内でのホスピタルツーリズムの競争が激しくなると予想されている。これまではシンガポールのラッフルズ・メディカル・グループやマレーシアのIHHヘルスケア、KPJヘルスケアなどがライバル企業であった。しかしここ数年インドネシアでもリッポーグループが病院経営を開始。同事業の病院企業シロアム・インターナショナル・ホスピタル(SILO)も大手病院に成長している。

※タイ証券取引所(SET)では厳密に分けると同業でも違うセクターで上場しているケースもある。 今回は原則セクター別の基準を準拠して解説。非上場の企業は今回は解説をせず除外している。


阿部俊之
ASEAN JAPAN コンサルティング社代表取締役。市場調査、分析、マーケティング、企業設立を得意とし、2015年末に向けてASEAN経済共同体(AEC)向け市場マップを配布中。TEL02-612-7323(資料請求はこちらへ)

 

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