KANEFUKU (THAILAND) CO.,LTD.

「日本の美味しさをタイへ、世界へ広めたい」
マネージングダイレクター 陣内 幸子

《プロフィール》
じんのうち さちこ
■1967年生まれ、福岡市出身。九州大学卒業後、20年ほどタイに関わるマーケティング業務に従事。2015年に「かねふく」に入社。16年11月「KANEFUKU (THAILAMD) CO.,LTD.」のマネージングダイレクターに就任。現在に至る。
■座右の銘:初心忘るべからず
■愛読書:中島敦『山月記』他
■尊敬する人物:緒方貞子
■趣味:路地裏、ローカル市場散策
■バンコクの行きつけの店:徐瑞鴻診療所
■活用しているウェブサイト(自社以外):Weblio


 

明太子と言えば、真っ先に貴社の名前が挙がりますよね
ありがとうございます。弊社は1971年の創業以来、原料であるスケトウダラ卵の調達から製造・販売までを自社一貫で行う“辛子明太子”専門店です。まずは原卵ありき。ロシアやアラスカの海で、捕れたそばから鮮度を保つために船上で急速凍結を施した魚卵を直接買付け。その後、日本各地の自社工場で卵の選別、塩漬け、熟成調味タレ漬け、冷蔵熟成、液きりの工程を踏んでいます。
出来上がった明太子は、弊社の品質管理部門において、国の定める基準を遥かに超える厳格な品質チェックを実施しています。色・匂い・味・形・熟成度合などを確かめるために検査員が試食し、塩分・水分や衛生検査等に合格したものだけをパッケージングし、出荷します。商品には卵の選別時から製造・販売までロット番号を付与するなど、“いつも変わらない味を届けたい”という信念のもと、徹底した品質管理を貫いています。

タイ進出は2016年と伺いました
日本にある明太子製造会社は約200社と言われておりますが、弊社はその中でも初の現地法人となります。事業内容は、日本の自社製品を輸入し、日タイ両方のサプライヤーへ向けた卸売をメインに行っております。

待望の小売販売が始まりました
8月からフジスーパーにて、手軽に食卓に出せる80gサイズ「かねふく明太子」の販売を開始しました。弊社こだわりの「じっくり二度漬け」を行った旨だれを添えているので、お好みでかけてお召し上がり頂けます。
現在は同スーパーのみでの小売販売となっており、最近は調理の手軽な「バラコ」も加わりました。タイ系スーパーにも販路を拡大予定です。

タイでの認知度はいかがですか
日系スーパーや日本料理店をはじめ、日本の方々には十分浸透していますが、タイではまだまだこれからというのが正直な感想です。ただ、年を追うごとに「明太子」がタイ人にも浸透してきていることは確かです。
17年からタイ最大級の食品見本市「THAIFEX」に出展しているのですが、同年は「生臭くて塩辛い」と言って苦い顔を見せたタイ人ばかり。しかし、今年は「これ日本で食べたことある!」と言って、ブースに立ち寄られた方が飛躍的に増えました。
話を伺うと、茨城・愛知・神戸・大阪に構える弊社自社工場に見学ギャラリー、フードコーナー、直売店が併設された「めんたいパーク」に足を運ぶという方、羽田空港と成田国際空港の搭乗口で購入したという方が多かったです。また、タイのYouTubeチャンネルでインフルエンサーが紹介するなど、タイ人の日本食や文化への深まる関心は、訪日と密接に繋がっているのを実感します。

今後の展望は
小売販売の開始で、やっとスタートラインに立ったところです。認知度アップのため、今年は「THAIFEX」に続き、11月にサイアムディスカバリーで開催されるフードイベント「Food Wonder Fest by STH」にも出展予定です。イベントはタイ人消費者と直接コミュニケーションがとれる貴重な機会なので、今後も積極的に出展していきます。もちろん、日・タイ系問わず、サプライヤーを通じての飲食店へのアプローチも欠かせません。「和食」がユネスコ無形文化遺産に登録され、世界中でブームを巻き起こしているのと同様、弊社の「明太子」が、ここタイでも日本の新しい食材・味として広まるよう尽力していきます。
また、タイは食品製造加工業も盛んな国。BtoBも視野に入れ、タイマーケット向けに味付けした商品も用意しています。まずはバンコクで実績を積み、地方への拡大を目指します。

プライベートについて
もっぱら路地裏やローカルマーケットを散策しています。前職はマーケティング業務でタイ市場を担当。年10回はタイに出張していましたが、住んでみて初めて気付くことが多いです。文化や人の気質を窺い知ることばかり。飽きることがありません。

社員は全5名。少数精鋭だからこそ、何事にも柔軟に対応する


 

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  1. デジタル経済社会省のプティポン大臣は8日、無線LANサービスを提供する全国のカフェや飲食店に、来店者のネット閲覧履歴を90日間分保存し、政府に送るよう指示した。そのデータは、8月末に設立された「フェイクニュース対策センター」が管理し、嘘の情報を発信した者を追跡するという。  同省は「フェイクニュースの防止」を目的に掲げるが、国際人権団体 「ヒューマン・ライツ・ウォッチ」のタイ代表が「どんな内容がフェイクとされるかは曖昧。政府が反対意見を封殺したり、都合の悪い情報を隠したりする可能性がある」と懸念する。  同センターは関連機関の協力の下、インターネットやソーシャルメディア上のニュースを監視する組織。フェイクニュースがあれば、同省のウェブサイトやライン公式アカウントを通じて、国民に通知する。関連機関は“正しい”情報を提供する必要があり、最終的に政府が“正しい”と判断した情報を公開するという。プティポン大臣は「個人情報を悪用することはなく、あくまでインターネット上のプラットフォームを介した不正行為防止のための措置」と念を押す。  なお、同センターの設立に先立ち、国立開発行政研究院(NIDA)の世論調査機関「NIDAポール」は8月14〜16日、全国15歳以上の1522人にフェイクニュースに関する調査を実施。それによると、「ネット上のフェイクニュースを信じたことがあるか」との質問に対し、「信じたことがない」との回答が61.23%を占めた一方、「信じたことがある」が27.59%、「偽の情報か判別できない」が11.18%だった。4割がフェイクニュースの影響を受けているということになる。また、「同センターの設立に賛成か」という質問には、86.98%が「賛成」と答えた。どうやら国民のお墨付きの上で同センターが設立したようだ。  ただ、海外投資家の目に今回のネット検閲がどのように映るか。仮に、民主主義の根幹をなす「表現の自由」を侵害していると判断されれば、投資熱は冷え込むだろう。
  2. 「ドカンと一発当てて一攫千金!」。よほど経済的にゆとりのある暮らしでなければ、誰しも一度は夢見たことがあるだろう。一般的にタイ人には賭け事好きが多いと言われるが、近年は単なる娯楽の域を超え、社会問題としても注目を集めている。
  3. 暑い日が続いた東京も、10月半ばに近づくとかなり秋めいてきた。コオロギの羽の音色も、心なしか大きくなってきたような気がする。そんなふうに秋を感じるようになると、なんとなく恋しくなるのが灯火である。焚火や提灯、そしてハロウィンの月だけにキャンドルの揺らいだ炎もなかなか素敵だ。  さて、オリンピックの灯火といえば、やはり聖火だろう。そんなオリンピック聖火は、来年の3月12日にギリシャ古代オリンピア市聖火採火式をスタートし、3月20日に宮城県の航空自衛隊松島基地に到着する予定。その後、石巻市から岩手県内を駆け抜け、福島県といった震災地をリレーして日本国内をくまなく巡ってから関東エリアへ。途中、いくつかのセレモニーを経て、国立競技場に到着することになっている。  あの震災から早9年目。東京オリンピック聖火には、“復興の火”という意味も込められている。
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