【中国】中国500強企業の研究開発費、17%増の16.7兆円規模に

【亜州ビジネス編集部】

中国企業の研究開発費が堅調に伸びている。

経済日報などが伝えたところによると、中国企業連合会が9月28日発表した2020年版「中国500強企業発展リポート」によれば、上位500位(売上高ベース)に入る国内企業の19年研究開発費は合計1兆754億人民元(約16兆7000億円)となり、前年比で17%増加しているという。国内企業全体の研究開発費の63.55%を占める規模。

業種別ではTMT(テクノロジー・メディア・通信)分野で特に研究開発費の増加が目立つ。リポートによると、これら分野の研究開発費ランキングで通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)やインターネット通販大手の京東集団(JD.com)が上位5位に入った。

そのうち、京東集団は19年の研究開発費が前年比47.8%増の179億人民元に膨らんだ。自社で抱える研究関連の人材は1万8000人を上回り、「専利(特許、実用新案、意匠)」の申請件数は3651件を超えた。


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