【中国】中国デジタル経済547.6兆円規模、世界2位に

【亜州ビジネス編集部】

2019年の中国デジタル経済規模は、世界2位にまで増大している。47カ国の状況を分析したところ、中国デジタル経済は総額5兆2000億米ドルに伸びている。

隔たりはまだ大きいものの、首位米国の13兆1000億米ドルを急ピッチに追いかけていると、工業情報化部の直属機関、中国信息通信研究院が14日に報告した。

47カ国の19年デジタル経済規模は、前年比5.4%増の合算31兆8000億米ドルに膨らんでいる。世界全体のGDP成長率(3.1%)を上回って成長を続けた。

3位以下はドイツ、日本、英国など。米中を合わせた上位5カ国のデジタル経済総量は、全体の78.1%にまで拡大したという。

一方、対GDPのデジタル経済比率は、ドイツが63.4%と世界最高。これに英国の62.3%、米国の61.0%などが続いている。中国は36.2%にとどまるものの、前年比でデジタル経済の伸びは15.6%に達した。

世界全体の業種別デジタル経済浸透度は、サービス業が39.4%、工業が23.5%、農業が7.5%などで推移している。


亜州ビジネスChina
https://ashu-chinastatistics.com/

この記事をSNSでシェア!


一番上へ戻る