【シンガポール】9月の輸出8%増、4カ月連続でプラスに

【亜州ビジネス編集部】

シンガポール企業庁が16日発表した2020年9月の輸出額(石油と再輸出を除くNODX)は、前年同月比5.9%増の140億7379万シンガポールドル(約1兆880億円)だった。増加は4カ月連続。ただ、前月の7.7%増からは減速した。中国向けと米国向けの伸びが縮小している。

品目別では主力の電子製品(21.4%増)が17年4月以来の高い伸びを記録し、4カ月連続のプラス。集積回路(IC、30.1%増)やパソコン(PC)部品(22.7%増)が急伸した。一方、非電子製品(1.8%増)は伸び率が低下。医薬品(27.3%減)も4カ月ぶりのマイナスに転じ、全体を押し下げた。

一方、非貨幣用金(53.4%増)や特殊機械(34.2%増)、食品の調製品(30.7%増)は引き続き好調だった。

主要国・地域への輸出では、最大の中国向け(0.3%増)が前月(24.4%増)から大きく減速。3番目に大きい米国向け(3.7%増)も伸びが縮小した。

一方、日本向け(5.4%増)は8カ月連続のプラス。2番目の欧州連合(EU)向け(60.5%増)は非貨幣用金や特殊機械の増加で大幅に拡大。また、ICなど電子製品が伸びたマレーシア向け(28.8%増)が2カ月ぶりのプラスに転じた。

1〜9月の累計は前年同期比5.9%増の1300億1382万シンガポールドルだった。同庁は8月中旬、20年通期の輸出額(NODX)を前年比3.0〜5.0%増とする予測を発表している。


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