【マレーシア】プロドゥアの10月販売2.7万台、過去最多を再更新

【亜州ビジネス編集部】

ダイハツなどが出資する国産車メーカーのプロドゥアは、2020年10月の販売台数が2万6852台だったと発表した。9月の2万5035台を7.3%上回り、2カ月連続で月間最高記録を更新した。

車種別では小型ハッチバック「マイヴィ」が8052台で最多。これに4ドアセダン「ベザ」が6895台、5ドアハッチバック「アジア」が6738台で続いた。これら3モデルは各セグメントでトップシェアを維持した。

https://www.perodua.com.my/

ザイナル・アビディン・アフマド最高経営責任者(CEO)は、生産ピッチを速めるため、10月だけで部品購入に6億リンギ(約150億円)を費やしたとコメント。新型コロナウイルス対策を講じながらも工場稼働率は98%に達しているとした。

マレーシアでは、政府が6月半ばから年末にかけて乗用車の販売サービス税(SST)を減免したことで新車販売が回復。こうした中、プロドゥアは販促攻勢を強める方針で、11月には7人乗りの小型スポーツ多目的車(SUV)「アルス」で1500リンギ(約3万7000円)のキャッシュバックを行うほか、最大2000リンギの中古車下取りキャンペーンも実施するとしている。


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