【中国】中国聯通の5G基地局33万カ所に、建設計画は順調に進展

【亜州ビジネス編集部】

通信キャリア大手の中国聯通(チャイナ・ユニコム)はこのほど、10月22日までに累計で33万2000カ所の第5世代(5G)移動通信サービス基地局を新設したことを明らかにした。

2020年末には38万カ所超まで増加すると予測している。複数メディアが3日伝えた。

同社は8月の中間決算発表時点で、9月末までに使用可能な基地局数を30万カ所以上に増やすとの目標を発表。計画は順調に進展している。

なお、20年上半期の5G関連設備投資は126億人民元(約1970億円)。下半期は2倍以上の350億人民元を投入する計画だ。

工業情報化部が先ごろ発表した最新データによると、国内の5G基地局数は9月末時点で69万カ所。6月末比で7割増加した。スマートフォンなど5G対応端末の出荷台数も1〜9月に1億台の大台に乗せている。

中国聯通はGSM、WCDMA、LTE、長距離通信、データ通信事業を展開。携帯電話の契約数は中国移動(941/HK)、中国電信(728/HK)に次ぐ規模。20年9月末時点で3億918万2000件だった(実際に支払いを行った契約数)。5G単独の契約数は明らかにしていない。


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