【中国】世界の新エネ大手企業500社、中国企業が41%占める

【亜州ビジネス編集部】

新エネルギー関連事業を手掛ける企業の売上高上位500社ランキングで、中国が世界最多の地位を保った。前年比で2社減少したものの、中国だけで207社(41.4%)がランクインしている。

中国能源報、山西省能源局、山西呂梁市政府、三峡集団が11月27日に共同発表した「2020年世界新エネルギー企業500社ランキング」で報告された。

中国の上位は、上から

協キン集団控股
中国電力建設集団
晶科能源控股
寧徳時代
天能控股集団
新疆金風科技
龍源電力集団

などの順となっている。うち3社は世界トップ10社にランクインした。

世界38カ国・地域の企業が選出されている。米国は5社減少したものの国別世界2位の69社(13.8%)、日本は変わらずの54社(10.8%)、ドイツは2社減少したものの27社(5.4%)、韓国は1社減少したものの20社(4.0%)に達した。

業態別の年間売上高は、多角化企業238社が1兆9943億人民元(約31兆5700億円)、太陽光関連企業90社が6722億人民元、蓄電・電池企業81社が6592億人民元など。このほかの企業数では、バイオエネルギー関連企業が51社、風力関連企業が36社、水素エネルギー企業が2社、地熱関連企業が2社を数えた。動力電池の分野では、世界大手10社の市場シェアが85%にまで拡大し、寡占化が一段と進んだという。


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