【フィリピン】三菱パワー、地熱発電所の改修工事を受注

【亜州ビジネス編集部】

三菱パワー(旧:三菱日立パワーシステムズ)は1日、ルソン島のラグナ州にある地熱発電所の設備改修工事を受注したと発表した。地熱資源の有効活用に向け、蒸気タービンの仕様を最適化する。来年中の工事完了を予定している。

現地法人のMHIパワー(フィリピン)プラント・サービスと共同で、マクバン地熱発電所1号機の機器納入と据え付け工事をターンキー方式で受注した。地熱蒸気の条件変化に対応し、蒸気タービンの主要部品を最適な仕様に転換する。長崎県の工場でタービン機器・部品の設計や交換品製作などを行い、MHIパワー(フィリピン)が現地での据え付け工事を担当する。

同発電所は財閥系アボイティス・パワー傘下のAPリニューアブル(APRI)が運営。三菱パワーは1979年に1号機を納入して以来、計10設備を納入している。


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