【タイ】モーターエキスポの自動車販売、10%減の3.4万台

【亜州ビジネス編集部】

バンコク近郊で13日まで12日間開催された自動車展示販売会「第37回タイランド・インターナショナル・モーターエキスポ」で、自動車の販売台数は前年開催の第36回に比べ10.0%少ない3万3753台だった。

主催のインターメディア・コンサルタンツ(IMC)は、満足できる結果だったとコメントした。

バイクの販売台数は31.8%減の4946台、来場者数は21.4%減の119万人、バイクや部品なども含むイベント全体での販売総額は約490億バーツ。

平均販売価格は自動車が前年より13.8%高い142万4811バーツ、バイクが13.4%低い23万140バーツだった。

自動車販売全体に占める車種別の割合は、乗用車が40.9%で最大だったものの、前年を4.6ポイント下回った。一方、スポーツ多目的車(SUV)は40.4%に7.0ポイント上昇。上海汽車「MG・ZS」、いすゞ「MU-X」、トヨタ「カローラ・クロス」などが人気だった。ピックアップトラックは全体の12.2%を占め、いすゞ「D-MAX」などの売れ行きが良かった。

同イベントは毎年11〜12月、バンコク近郊のコンベンションセンター「インパクト・ムアントンタニ」で開催される。


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