【中国】巣ごもり消費、「ヘルスケア支出」の拡大続く

【亜州ビジネス編集部】

中国で最近、消費スタイルの特徴として健康分野に対するニーズが高まってきている。新型コロナウイルスの流行をきっかけに、同分野への支出を「健康投資」と捉える人も増えてきているようだ。中国政府系メディアが8日付で伝えた。

消毒用アルコール、ハンドソープ、空気清浄器――新型コロナ流行をきっかけに、これら商品は各家庭の必需品になった。北京市に住む王さんは「お金はかかるが、家族の健康のための投資だと思うようにしている」と話す。

このほか「オンライン診療」の利用者も増加。インターネットを通じて同サービスを利用した人は、ユーザー全体の約18%を占めたとされる。また、医薬品の自宅配送サービスも一般化している。

こうした健康意識は、若者や地方都市の住民、さらにはブルーワーカーなど幅広い層に広がっている。商品の購入方法については、社区(団地などのコミュニティー)の共同購入方式も人気だという。


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