【フィリピン】セブン銀、コンビニATMの設置開始

【亜州ビジネス編集部】

セブン銀行は4日、フィリピン国内のコンビニエンスストア最大手「セブン―イレブン」店内で現金自動預払機(ATM)の設置運営を開始したと発表した。

同国初となる紙幣還流型ATMの設置を各店舗で進める。先月末時点で11台の設置を終えた。

現地子会社のピトAxMプラットフォームを通じて事業を展開する。同社は昨年2月、セブン―イレブン運営会社のフィリピン・セブンと業務提携契約を締結。当初は昨年6月の設置開始を予定していたが、新型コロナウイルスが流行する中、先月下旬にずれ込んだ。

事業開始に伴い、商業銀行最大手のBDOユニバンクとATMの相互利用で提携した。今後は順次、提携銀行を拡大する。

セブン銀によると、同国では銀行口座の保有率が上昇する中、ATM利用ニーズが高まっている。同国内のセブン―イレブン店舗数は昨年9月末時点で2960店だった。


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