【ベトナム】日揮HDがEPC受注、あすか製薬出資先の工場

【亜州ビジネス編集部】

日揮ホールディングスは10日、あすか製薬の関連会社で製薬大手のハタイ製薬がハノイ西郊に設ける工場のEPC(設計・調達・建設)を受注したと発表した。2023年にも引き渡す。

ハタイは工場で、多品種の固形製剤を年間で約20億錠生産する予定。

日揮HDは、傘下の日揮グローバルとJGCベトナムを通じて受注した。これまでのベトナム国内でのEPC遂行実績や、日本国内外での医薬品分野での経験に基づいたレイアウト提案が評価されたとしている。

ハタイは1965年創業で資本金2112億7400万ドン(約10億円)。19年度の売上高は2兆427億ドンに上り、ベトナムの製薬業界で2位とされる。あすか製薬は今年1月に株式24.9%を取得した。


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