【中国】洋上風力規模が大台超え、4月末で1042万kW規模

【亜州ビジネス編集部】

中国の洋上風力発電規模が急ピッチに拡大している。

今年4月末の時点では、送電網に接続された洋上発電設備の総容量が全国1042万キロワット(kW)に達し、大台の1000万kW(大型原発10基分相当)を超えた。

今年1〜4月にかけた洋上風力発電量は、中国全体で99億400万キロワット時(kWh)に上る。国家能源局が26日に報告した。

統計によると、洋上風力発電設備の稼働時間は年間約2500時間に上る。陸上と比較し、約500時間も長い。

中国は再生可能エネルギーの利用を推進している。電力消費全体に占める風力発電と太陽光発電の比率に関し、2021年は11%にまで高める計画だ。その後も継続的に引き上げていく。


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