【ベトナム】三菱商事など、石炭火力発電所の建設受注

【亜州ビジネス編集部】

ベトナム電力グループ(EVN)は17日、中部クアンビン省で計画する石炭火力発電所の建設で、三菱商事などのコンソーシアム(共同事業体)にEPC(設計・調達・建設)を発注する契約を交わしたと発表した。

契約額は30兆2360億ドン(約1450億円)。出力600メガワット(MW)の発電設備2基を設ける。

クアンチャック第1火力発電所のEPCを発注した。コンソーシアム「MC-HDEC-CC1」には、三菱商事のほか韓国の現代建設、ベトナム国営の第1建設総公社(CC1)が参加。契約から42カ月以内に1基目を、48カ月以内に2基目を完成させる。

同発電所の総投資額は41兆1300億ドン。EVNは他に投資額48兆ドンのクアンチャック第2火力発電所も建設する計画で、今年初めに政府からの事業認可を受けている。


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