【中国】デジタル人民元、取引規模6000億円相当に

【亜州ビジネス編集部】

中国人民銀行(中央銀行)はこのほど、今年6月30日までの時点で、デジタル人民元の累計取引規模が345億人民元(約6000億円)に達したことを明らかにした。

デジタル人民元を利用できる場所は132万カ所に増えている。中国新聞網が16日付で伝えた。

人民銀が発表した白書によると、デジタル人民元の実証実験を始めた2019年末から今年6月末までで、取引回数は7075万回、取引金額は345億人民元に上った。

当初のテストエリアは深セン、蘇州など5カ所だったが、現在は上海などにも拡大。レストラン、交通機関などで幅広く使用できる。


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