【中国】大学新卒者の業種別初任給、ネット・金融など高水準

【亜州ビジネス編集部】

北京市人力資源社会保障局はこのほど、2021年度の大学新卒者の初任給水準に関する報告書を発表した。

月給は全体で4000〜1万1000人民元(約6万7800〜18万6500円)と幅が広い。給与水準の高い業種はインターネット、金融、電子などがで、半面、飲食、ホテル、観光などが低かった。中国青年報が7月28日付で伝えた。

ハイテクやスマート製造、バイオ産業など、いわゆる「高給・新産業」26業種の給与水準を見ると、中央値は2万〜3万人民元、2万人民元以下は4業種のみとなった。最高は自然言語処理(NLP:人間の言語をコンピュータに処理させる技術)分野の3万7164人民元。このほか、サービスロボット開発や工業視覚システム、食品安全管理などが高水準だった。


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