【中国】「ユニバーサル北京」開業、国慶節1人当たり消費5.6万円へ

【亜州ビジネス編集部】

9月20日に開園した「ユニバーサル北京リゾート」が人気を集めており、国慶節連休(10月1〜7日)も活況が予想されている。

旅行予約サイト「Qunar.com」の予想によると、来園者の1人当たり消費支出額は国慶節連休に平均3300人民元(約5万6000円)に達する見込みだ。同連休以外の時期では2500人民元が予想されるという。毎日経済新聞が20日付で伝えた。

園内の飲み物の価格は、ミネラルウォーターが10人民元、コーラが15人民元などだが、中には一杯50人民元のドリンクもある。また、レストランの予算は100人民元ほど。このほか、土産店のグッズやレインコートなど、キャラクターデザイン入りの商品への消費支出も増えることが見込まれている。

入園チケット料金(大人)は、時期に応じてそれぞれ418人民元、528人民元、638人民元、748人民元に設定されている。子供(満3〜11歳)や高齢者(満65歳以上)などは25%引きで、3歳未満は無料。なお、入園チケットは日付指定で販売され、当日のみ有効となる。

事業母体の北京国際度假区有限公司には、北京首寰文化旅遊投資有限公司が70%、NBCユニバーサル傘下のユニバーサル・パークス・アンド・リゾーツ(UPR)が残り30%を出資。2013年11月に法人登記されている。14年9月に国家発展改革委員会の認可を受け、15年11月に正式着工した。ユニバーサル・スタジオとリゾートは、米カリフォルニア州ハリウッド、米フロリダ州オーランド、大阪、シンガポールの各所で運営されている。


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