【シンガポール】武田薬品、CO2ゼロの建物設置

【亜州ビジネス編集部】

武田薬品工業は、北部ウッドランズ地区の製造拠点を拡張し、二酸化炭素(CO2)を排出しない建物を設けると発表した。投資額は1400万米ドル。同様の建築物を設けるのは同社にとって初めてで、来年までに入居する。

シンガポール政府の環境保全に関する認証に基づいて既存工場の隣接地に建設する。このほど起工式を行い、同国のガン・キムヨン貿易産業相らが出席した。660枚以上の太陽光発電パネルの設置などによって、エネルギー消費を完全に相殺する。

同社は温暖化ガス排出量を実質的にゼロにする「カーボンニュートラル」を昨年に達成。2040年までに自社の事業活動でCO2排出ゼロを目指している。


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