【マレーシア】IHIと国営2社、アンモニア混焼・供給網構築で調査

【亜州ビジネス編集部】

IHIは7日、マレーシア国営2社と組み、アンモニア関連事業の実施可能性調査を開始したと発表した。

石炭火力発電所へのアンモニア混焼技術の適用と、再生可能エネルギーを利用して製造された「グリーンアンモニア」などのサプライチェーン構築を目指す。

国営石油ペトロナスと国営電力テナガ・ナショナル(TNB)と提携する。事業は経済産業省の「令和3年度質の高いエネルギーインフラの海外展開に向けた事業実施可能性調査事業費補助金(我が国によるインフラの海外展開促進調査)」に採択された。

IHIはアンモニア燃焼技術開発に強みを持つほか、マレーシアでは多数の石炭火力用ボイラーを納入した実績がある。アンモニア生産を手掛けるペトロナスと、マレーシアの電力供給の53%を担うテナガとの3社で互いの強みを生かし、調査・検討に取り組む。


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