【タイ】シチズンマシナリーが工場拡張、生産能力5割増強

【亜州ビジネス編集部】

工作機械メーカーのシチズンマシナリーは18日、アユタヤ県の工場を拡張すると発表した。月産能力を5割増の350台に引き上げる。

また、販売サービス機能を拡充するため、ショールーム棟を新設する。世界各地の工場で高水準の生産が続く中、安定供給体制の構築を目指し、タイでの生産能力拡大を決めた。

工場増床は12月に着工し、来年11月にも完成させる。増床面積は4275平方メートルで、完成後の総延べ床面積は2万7488平方メートルとなる。

ショールーム棟は今年5月に建設を開始しており、12月の完成を予定する。延べ床面積は1848平方メートル。13台の機械を展示するほか、トレーニングルームなども設置する。エンジニアの数も増やし、東南アジア・南アジアで販売拡大を図る。


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