【タイ】JR西日本がザ・モールと提携、2023年開業のエムスフィアに日本のテナント斡旋

【亜州ビジネス編集部】

JR西日本SC開発は10月29日、百貨店大手のザ・モール・グループと業務提携したと発表した。

ザ・モールが展開するショッピングセンター(SC)に日本のテナントを紹介し、日本企業の海外進出を支援する。また、今後の業容拡大に向けて、アジア企業との関係構築や現地の情報収集にもつなげる。

アジア市場で支持の高い日本のテナントをザ・モールに紹介し、商談の支援も行う。ザ・モールがバンコク都心で開発を進めているSC「エムスフィア」に、紹介テナントが入居する予定。

JR西日本SC開発は一方、今回の業務提携を皮切りに、SC事業で培った信用やノウハウを生かしたコンサルティング事業を開始する。

エムスフィアは2023年12月の開業を予定。高架鉄道(BTS)プロンポン駅に近いスクンビット通り沿いで建設が進められている。総工費は約250億円、延べ床面積は約25万平方メートルに上る。


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