【タイ】周辺国からの労働者受け入れ、今月末にも手続き再開

【亜州ビジネス編集部】

労働省職業斡旋局の発表によると、政府の新型コロナウイルス対策本部(CCSA)は12日の会議で、隣接する3カ国からの出稼ぎ労働者の受け入れを再開する方針を固めた。

3カ国はミャンマー、カンボジア、ラオス。

同局は今月30日以降に雇用主からの申請の受け付けを再開する。入国時には新型コロナ検査や7〜14日間の隔離を求める。

スチャート労働相が会議後に明らかにした。入国時に新型コロナ検査を行った上で、ワクチンを2回接種した労働者は7日間、1回またはゼロの労働者は14日間の隔離を義務付ける。2600バーツの検査費用や、1日500〜1000バーツの隔離施設利用料などは雇用主が負担する。労働許可証の取得費用や保険料なども含め、入国前の雇用主の負担は労働者1人当たり1万1500〜2万2000バーツになる見通しという。


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