【タイ】デジタルコンテンツ市場、21年は26%成長へ

【亜州ビジネス編集部】

デジタル経済社会省傘下のデジタル経済振興機関(DEPA)は、2021年の国内デジタルコンテンツ市場が前年比26%増の496億バーツ規模に拡大するとの予測を発表した。

特にゲーム産業がけん引し、少なくとも今後3年間は成長が続くとみている。17日付バンコクポストなどが伝えた。

タイ・デジタルコンテンツ協会(DCAT)やタイ・アニメーション&コンピューターグラフィック協会(TACGA)、タイ・ゲーム・ソフトウエア産業協会(TGA)などと共同で実施した調査の結果から推計した。22年は19%増の591億バーツ、23年は23%増の727億バーツと拡大が続くと見込む。

20年は27%増の393億バーツだった。うちゲーム関連が35%増の343億バーツと急伸し、モバイルゲームが210億バーツと6割を占めた。一方、アニメは13%減の31億バーツ、キャラクターは9%減の20億バーツと落ち込んだ。アニメの減少は、新型コロナウイルス流行の影響による映画館の閉鎖が要因。キャラクターは景気減速の影響を受け、関連商品の販売が伸び悩んだ。


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