【ラオス】クボタ建設、世界遺産ルアンパバーンで上水道拡張工事を受注

【亜州ビジネス編集部】

クボタ建設は、ラオス北部ルアンパバーン市の上水道拡張工事を受注したと発表した。日本の政府開発援助(ODA)案件で、契約額は16億円。既存の浄水場の改修・改築、配水池の建設、市内の配水管路の拡張工事を行う。

同国の公共事業運輸省水道局から受注した。来年1月に着工し、2024年3月に完成させる。17年に90.2%だった水道普及率は、完成後の25年に96.2%まで上昇する見通し。また、給水人口は5万9000人(17年)から7万1000人(25年)に向上し、水量の安定化、水質・水圧の改善も見込める。

同市では、市中心部の配水池や配水管路の老朽化による漏水や給水水圧の不足、浄水場の能力不足による水質汚濁が問題になっており、解決が求められているという。


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