【タイ】22年の経済成長率3.5〜4.5%に自信=財務相

【亜州ビジネス編集部】

アーコム財務相は20日、タイ商工会議所大学で開催したセミナーで講演し、2022年の国内総生産(GDP)成長率が前年比プラス3.5〜4.5%に加速するとの見方に自信を示した。堅調な輸出が成長をけん引すると見込む。21年の成長率は新型コロナウイルス流行の影響が続き、プラス1.0%以下にとどまったとみている。21日付クルンテープ・トゥラキットなどが伝えた。

22年は輸出のほか、観光業の回復や、政府の大型インフラ事業による投資などもプラスに影響すると見込む。政府はデジタル経済や電気自動車(EV)の普及促進策などを実施し、経済成長を後押しする方針。一方、マイナス要因として、◆新型コロナ変異株のオミクロン株の流行◆労働者の不足◆インフレ率の上昇――などがあると指摘した。

インフレ率は1〜3%の範囲に収める目標。タイ中央銀行と協力し、食品とエネルギー価格の安定化を図る。特に石油基金を活用し、輸送部門に影響を与える軽油の小売価格を1リットル当たり30バーツ未満に抑制する。


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