【タイ】電気料金引き上げ、5月から5.8%

【亜州ビジネス編集部】

エネルギー規制委員会(ERC)は、2022年5〜8月の電気料金を引き上げることを決定した。

ウクライナ危機を背景に、発電燃料の価格が上昇していることが要因。1ユニット(キロワット時)当たりの電気料金を5.8%引き上げ、過去最高となる平均4.00バーツとする。17日付クルンテープ・トゥラキットなどが伝えた。

同委員会は4カ月ごとに料金を見直しており、引き上げは前期(1〜4月)に続き、2期連続となる。電気料金に含まれる燃料調整税(Ft)を1ユニット当たり現行の0.0139バーツから0.2477バーツに引き上げることで値上げを実施する。

5〜8月の電力需要は前期比5.2%増と予測。発電燃料の55.1%を天然ガスが占めるとみている。


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