【インドネシア】三菱地所、首都東郊で大型アウトレットモール開発

【亜州ビジネス編集部】

三菱地所は22日、ジャカルタ東郊の西ジャワ州カラワン県に大型のアウトレットモールを開発すると発表した。総事業費は約70億円。8万8000平方メートルの敷地で今年半ばに着工し、来年下半期にも開業する。国際ブランドなど180店が入居する高級志向のアウトレットモールで、インドネシアで同様の商業施設は初めてという。三菱地所の海外アウトレットモール事業は、2019年に参入したタイに次ぎ2カ国目。東南アジアで拡大する個人消費を取り込む。

シンガポールの不動産大手トゥアンシン・ホールディングスと折半出資で事業を手掛ける。ジャカルタから40キロメートルほどの高速道路沿いに立地し、今年末には3キロメートルほど離れた場所に鉄道駅が開業する予定。高い利便性と集客力を見込む。

設計は三菱地所設計が担当する。延べ床面積は4万9000平方メートル。イベントスペースや子供の遊び場、フードコートなども拡充し、長時間楽しめる場所にするという。

タイではバンコク近郊のアウトレットモール「セントラル・ビレッジ」に参画。今年初めに増床エリアがオープンし、全体で220店が入居している。


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