【タイ】東部経済特区で都市開発、1.3兆バーツ投資

【亜州ビジネス編集部】

政府は22日の閣議で、東部の経済特別区「東部経済回廊(EEC)」での都市開発事業を承認した。

約2400万平方メートルの土地を整備する大型事業で、ビジネス地区と、住宅街などのスマートシティーを整備。2022〜32年の10年間に総額1兆3400億バーツを投じ、20万人の雇用創出を見込む。同日付ポストトゥデーなどが伝えた。

EEC政策委員会(委員長:プラユット首相)が提案した。東部チョンブリー県バンラムン郡にある農業・協同組合省農地改革事務局(ALRO)の土地を開発する。22〜24年の第1期では800万平方メートルを整備し、190億バーツの投資を見込む。開発する土地はウタパオ空港から半径30キロメートル以内に立地する。

ビジネス地区は、企業の地域統括本部や金融センター、医療センター、教育・研究開発(R&D)センターなどで構成する。住宅エリアは480万平方メートル、うち3割を緑地として整備。37年までに世界の住みたい都市ランキングで10位入りを目指す。


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正確な位置は公表されていないが、おおよその位置はこの辺り
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