【タイ】三菱ガス化学、電子材料の生産増強工事が完了

【亜州ビジネス編集部】

三菱ガス化学は25日、東部ラヨーン県の工場で、半導体パッケージ材料「ビスマレイミド・トリアジン(BT)材料」の生産能力を引き上げる工事が完了したと発表した。

データセンター(DC)や第5世代(5G)通信関連向けなどの用途で受注が増えたことから、高性能製品の生産能力を増強した。

子会社MGCエレクトロテクノの現地法人MGCエレクトロテクノ(タイランド)が、WHAイースタンシーボード工業団地で操業する工場で生産設備を追加導入した。市場ニーズへの対応を迅速化するとともに、製品の安定供給を図る。

MGCエレクトロテクノは日本の福島県に構えるマザー工場で先端・高性能・少量多品種の生産を手掛け、ラヨーンの工場はこれまで汎用品の生産を担当してきた。


亜州ビジネスASEAN
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