【タイ】上半期の燃料消費12%増、航空燃料は62%増

【亜州ビジネス編集部】

エネルギー省エネルギー事業局(DOEB)の集計によると、2022年上半期の国内の石油燃料消費量は前年同期比12.4%増だった。新型コロナウイルス対策の活動制限の緩和が進んだ上、前年同期に落ち込んでいた反動があり、特に航空燃料が62.4%増と大きく伸びた。2日付プーチャッカーンなどが伝えた。


航空燃料以外の品目では、軽油が15.8%増、重油が20.1%増、液化石油ガス(LPG)が8.6%増、天然ガス自動車(NGV)燃料が3.2%増とプラスだった。一方、ガソリンは0.1%減、灯油は0.2%減とマイナス。ガソリンは小売価格の上昇が響いた。

原油の輸入量は9.2%増の日量96万1425バレル、月間の輸入額は98.7%増の1047億7500万バーツ(約3860億円)だった。輸入額は価格上昇で大幅に伸びた。


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