【タイ】22年の輸出額予測、6〜8%増に据え置き=荷主協会

【亜州ビジネス編集部】

タイ荷主協議会(TNSC)は、2022年のタイの輸出額を前年比6〜8%増と予測し、前月から据え置いた。バーツ安や食品需要の高まりが追い風となる一方、生産コスト・物価の上昇が足かせになるとみている。6日付プラチャーチャート・トゥラキットなどが伝えた。

7月の輸出額は前年同月比4.3%増の236億2930万米ドル、1〜7月の累計は前年同期比11.5%増の1728億1410万米ドルだった。


同協議会は輸出のマイナス要因として、下記なども挙げた。

◆世界的な物価高による消費者の購買力の低下

◆海上輸送費の高止まり

◆半導体などの部品不足


一方、輸出の拡大には政府の支援が必要と指摘し、◆エネルギー価格・生産コストの抑制◆コスト増に見合う製品・サービスの値上げの許可――を政府に求めた。


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